利府梨
真鍮梨の古木

利府」といえば「利府梨」といわれる程利府の梨栽培はとても有名です。
利府梨をこの地に持ち込んだのは森郷の日野氏でした。
明治17年(1884)年、日野氏は約20アールの水田を畑に変え150本の梨の木を植えました。利府における梨栽培の始まりです。この時、日野氏は33歳でしたが、その後も品種の改良と栽培の普及に一生涯を費やし大正14(1925)年に77歳で亡くなりました。

十符の里プラザの東側(2号公園)に一本の真鍮梨の古木があります、この木の側にある頌徳碑は梨を利府の特産とした日野藤吉氏のパイオニア精神を称えたものです。



日野藤吉翁頌徳碑
  
利府梨
 代表的な品種は通称「利府梨」と呼ばれている「長十郎」です。その他、「幸水」・「豊水」「二十世紀」・「あきづき」
 「新高」「早生赤」など多種の栽培がおこなわれています。
幸 水
今では長十郎と肩を並べるほど有名になった幸水。柔らかい果肉と水分多いのが特徴で強い甘みがあります。シーズンは9月上旬から。
豊 水
形は悪いが美味しい豊水。日持ちがよく、果肉が柔らかで水分が多い梨です。適度な酸味があるので日持ちするのも特徴です。シーズンは幸水と入れ替わりの9月中旬から。
長十郎
利府梨の代表。現在は早生梨の幸水に切り替える農家も多くなってきましたが、甘く水分が多く固めの果肉で、長十郎ファンにはたまらない味と人気抜群です。シーズンは9月下旬から。
あきづき
まだ新しい品種で、新高と豊水に幸水を掛け合わせて作られた品種。糖度が高く、水分も豊富。これからの利府梨の主力になってくるだろう期待の品種です。
新 高
ジャンボ梨・・・一言で言うとそんな表現。まだまだ作付け面積が少ないものの、あきづき同様期待の梨です。甘みが強いのに、意外と日持ちするように思われます。

利府梨の主な収穫時期
収穫時期 8月 9月 10月 11月 12月
品 種 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬 上旬 中旬 下旬
幸 水
豊 水
二十世紀
長十郎
かおり
あきづき
新 高
早生赤
※収穫時期・販売時期は天候により変わります。